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5月

  • 2018/05/02(水) 12:33:21

5月になりました。
今日、5月2日は父の命日。丸二年が経ちました。

毎日父を想います。
それはまだ、懐かしく思い出すといったものではなく、
父の不在がさみしく、つまらなく、悲しく、つらい。
その時々で濃淡はあるものの、つらさにからめとられ、苦しくて、
「大丈夫かな、わたし?」と思うことも。

それは多分、その時の私の心身の状態にもよる気がします。

いっそカウンセリングでも受けたら何か変わるのか?と考えるほどの
こともあったけれど、それもちょっと違う気がして。

この年になり、生まれて初めて知った感情。
そんな想いを抱えている人は沢山いらっしゃるだろうのに、
体験しないとわからない。
みんな、そんな想いを抱えて生きているんだ、と素朴に敬意を感じます。

先日、三回忌でのこと。
夫が挨拶した中で、父の鶏小屋のことに触れました。
それは父が自分で作った初代の鶏小屋で、二代目に引っ越してからは
次第に朽ち果て、傾いておりました。
窯の火を止めている間に夫が数日かけて片付けてくれたのです。
「ご苦労様です」と声をかけると、「中々大変です」とだけ言っていました。

その過程で、どうしてここに釘を打ったのかな? ああ、そういうことか、と
改めて父の知恵と工夫に思い当たることが何度もあったそうで、
「お義父さんはもういないけれど、こんなふうに、今でも会話することが出来るんだなと
思いました」 と。
そんなこと思ってたんだ。私はちょっと泣きました。

その後、娘と二人でいる時に、娘が「お父さんの挨拶良かったね」と言うので
「そうね」と答えると、
「普段はあんまり喋らないのに、たまに話すと結構いいこと言うよね」
とえらそーなのに笑ったことでした。

確かにそんな感受性を持っていることは、夫の人としての良さだと思ったのでした。

sakuranbo1803.jpg
父が数年前に植えたさくらんぼ。今年はよく花が咲いて、赤い実を付けました。






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この記事に対するコメント

辛くはないから

ゆきこさん

良いお話です
有難う neko

  • 投稿者: neko
  • 2018/05/02(水) 19:14:33
  • [編集]

nekoさん

ありがとうございます。

頑張ります。

  • 投稿者: ゆきこ
  • 2018/05/05(土) 13:32:35
  • [編集]

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