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大晦日

  • 2022/12/31(土) 17:09:55

2022年もあと数時間となりました。

戦争や差別や貧困や、世界中に苦しさは常にある。
私に何が出来るかと思えば情けなくなるけれど、
新しい年には少しでもいい世の中になってほしいです。

私はといえば、今年一番励んだのは野良仕事か?
小さな畑で花や野菜を育てる時間はどこか無心になれるもので、
花が咲いては喜んで、野菜が取れたら美味しく食べて。

その合間に映画やお芝居を観に出かけ、小説を読み。
取り組むべき大きな課題もあるけれど、それはひとまず棚上げにして。

この数十年で一番のんきに過ごした気がします。
「人生の中休み」みたいな年でした。

この先、どんなことが起こるか分かりません。
やりたいことは、出来るときにやる。
そうはいかない時もあるのを知っているから。

そして今年もたくさんの方に助けていただきました。
久しぶりの再会を喜んだことも何度もありました。

夫が個展をやれたこと、
ガラス教室の生徒さんが熱心に取り組んで下さること、
ガラス祭が再開出来たことも、みんなみんなうれしいことでした。

心からお礼申し上げます。

みなさま、どうぞ良い新年をお迎えください。

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冬の彩りにと種を蒔いた、早咲きの菜の花が咲きだしました♪

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岐阜へ

  • 2022/12/30(金) 16:06:43

昨日は夫と二人、夫の岐阜の実家へ日帰り帰省。

今年92歳になった義母は最愛の義父を見送り、その悲しみは今も深いけれど
隣に住む義兄夫婦に見守られ、助けられながら暮らしています。

そんな母の楽しい昔語りを聞きながら過ごしました。
子どもが小さかった頃は毎年帰省して、料理の準備をしながら
あれこれおしゃべりしたものです。
義父にも義母にもホントによくしてもらい、可愛がってもらった私たち。
考えれば私たちが結婚した時、義母は今の私よりずっと若かったんだな。

大晦日の夜と元旦の朝は、家族揃ってお仏壇の前でお念仏を唱えるのが岐阜の習わしでした。
色々なことが思い出され、時の流れを感じます。

「待ち遠しかった時間はあっという間に過ぎてしまうね」
帰り際、義母が言った言葉がちょっと切ない。

おかあさん、どうぞお身体大切に、元気で過ごして下さいね。



おひさま

  • 2022/12/28(水) 17:55:24

昨日は晴れて風もなく、穏やかな一日でした。
暖かな日差しにほっとします。

そんな日差しを受けて
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行き倒れている、訳ではなく、無防備に眠る飼い猫のハル。

一方、夏の照りつける太陽はひどく厭わしい。

自分の感覚は身勝手なものです。


クリスマス

  • 2022/12/25(日) 15:05:59

久しぶりに青空を見て、明るい日差しを浴びた日曜日。クリスマスです。

特に信仰心もない私にとって、クリスマスはイベントという感じですが、
こどもが巣立った今は、そのイベント感も段々薄れています。

我が家でクリスマスらしいと言えるのは、玄関の飾り窓くらい。
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でも、これ、1年中こうでした。お恥ずかしい。

ただ昨日のイブは、土曜の教室で年内最後の日。
それぞれ忙しいのに熱心に取り組んでくれた生徒さんに何か、と思い
バナナチョコケーキを焼いてみました。
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感謝は込めたけど、手順は簡単(笑)
来年も皆さんと元気に会いたいものです。

先週私が作った一輪挿しに小さなバラを活けてみました。
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来年こそはもっといいもの、作れるように頑張るぞ(毎年の誓い)

日本にも世界にも、クリスマスがとても大切な日である方は多いでしょう。
なのに、戦争や病気や災害や、色々な困難で苦しい今日を過ごしている方もまた多いと思う。
みんなが平穏で、楽しく過ごせる日であればいいのに。

とりあえず健康で、飢えることもない今の自分を有難く思い、
誰かの為に何か出来ている訳でもない自分を恥ずかしく思い。
嘘ではありません。でも、偽善的な言い訳でしょうか?

皆さんにとっていい1日でありますように。



よく遊び

  • 2022/12/24(土) 15:49:25

昨日は寒くて寒くて、横殴りに雪が舞うようなお天気でした。
そんな中、お出かけした私。

この前の日曜日、お芝居を観に行った日も悪天候。
年の瀬に遊ぶ私への戒めか? なんてチラリと考えたけど、
チケットは随分前からとっていたんだもん。

まずは
◎博多座 文楽公演
  「端模様夢路門松(つめもようゆめじのかどまつ)」
   「三人遣い」の主役たちとは違い、端役で一人遣いの人形を「つめ人形」というそうです。
   そんなつめ人形の夢と悲哀を描いた新作浄瑠璃。
  分かりやすくて、とても楽しい演目でした。

  「曲輪文章 吉田屋の段」
   これは以前、シネマ歌舞伎で坂東玉三郎と片岡仁左衛門様の名演で観たことがある演目。
   ほんとに他愛ない、けれどとてもハッピーなお話。
   だから話の内容は知っていたのだけれど、私の課題として分かったのは
   浄瑠璃をちゃんと聞き取れているのか?ということです。
   語りは明確なのに、言葉の意味が十分理解できていないもどかしさ。
   ラジオで邦楽を聞く時にも感じること。これは勉強が必要なのだな。

昼の部を見終えて、地下鉄と電車で移動。
先日ご紹介した喫茶店「こば珈琲」へ
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8人掛けの大テーブルと二人掛けの席が二つのお店ですが、
行ったら既に7人のお客様がいらっしゃる! こんなお天気の日に!
思わず、ありがとうございますと言いたくなるうれしさ。
よかったなあ。

で、再び移動して
アジア美術館で 「バンクシーって誰?展」を観る。
夕方5時以降はチケット300円引きで購入できます。
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街並み再現展示では、その場所の雰囲気と絵のサイズを実感できるのが良かったです。

外に出たらもう暗い。
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久しぶりに会う友人たちとの待ち合わせ場所に、
寒さに震えつつ、でもいそいそと向かったのでした。

今年の遊びはこれでおしまい。
これからは年末仕事に励まねば!



冬至

  • 2022/12/22(木) 16:52:15

今日は冬至です。
今日を境に段々日が伸びていくと思えばうれしいけれど、
今夜からは福岡も雪の予報。大雪注意報まで出ています。
積もるのだろうか? 心配です。

さて。
熊本・天草から頂いた「しめ鯖蒲鉾」です。
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ほのかに甘い蒲鉾としめ鯖の酸味と旨みがよく合って、おつまみには最高です。

昨年も頂いたのに、ひと口食べて「しめ鯖か?」なんて言う夫に
「しめ鯖蒲鉾よ」と言ったつもりが、うまく発音できません。

「も一度言ってごらん」 「あなたも言ってみなよ」
「しめさばかまぼこ」
こんな他愛ないことでも彩りにはなる、60代夫婦二人暮らしなのでした。

今夜はかぼちゃを炊いて、ゆず湯で温まりたいと思います。





シュトーレン

  • 2022/12/21(水) 16:20:13

クリスマスのお菓子、シュトーレン。
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これはガラス教室の生徒さんが、毎年焼いてくださる
パン教室で習ったという和風シュトーレン。
抹茶風味の生地に甘納豆などがたっぷり。
表面には粉糖がかけてあります。

美味しいんです。
洋酒に漬けたドライフルーツが入ったものより、こちらの方が断然好き!
ごちそうさまです♪




お芝居とサッカーと

  • 2022/12/20(火) 12:20:51

小雪が舞い、今期一番の冷え込みとなった日曜日、
北九州までお芝居を観に出かけました。

KERA・MAP #010
「しびれ雲」
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ

戦前の架空の島を舞台に、姉妹と記憶喪失で島に流れ着いた若者を中心とした
人間関係ー夫婦、親子、友人ーに起こるさざ波のような感情を描いたといったらいいのかな。

井上芳雄、緒川たまき、ともさかりえ、松尾諭、富田望生、三宅弘城、萩原聖人と
俳優さんも素晴らしく、
11月の東京公演からひと月以上演じられて、セリフのやり取りも場面転換も
練られており、その世界はとても心地いい。

少々心地良過ぎではないか?というのが感想ではありました。

心配した積雪はなく無事帰宅して、夜中にはサッカーW杯の決勝戦。
PKでの決着は残酷でしたが、凄い試合でした。
今回はアルゼンチンなのかと思ってから、2度もフランスが追い付いて。

それぞれが一流選手であるうえに、メッシやエムバペというスーパースターが
いなければ、決勝までにはたどり着けないのか?
でもロナウドもネイマールも敗退して泣いていました。

サッカーの厳しさ、面白さ、日本の活躍、色々感じて興奮もした大会でした。

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劇場ロビーから望む小倉城。好きな景色。
雲が重く垂れこめていました。



ミセバヤ

  • 2022/12/17(土) 15:05:47

ミセバヤの葉が赤く染まっています。
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それも枯れたら、切り詰めてしまいますが、
株の中心には既に来春に備えて新芽がちょこっとのぞいています。

植物ってエライな。

一方、私は寒い、寒いと言っています。
午前中はガラス教室でしたが、さすがに工房もあまり暖かくはならず、
今夜からの雪の予報が心配です。

皆様もお風邪など召しませぬよう。


水仙

  • 2022/12/16(金) 12:53:59

日本水仙が咲き始めました。
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花入れは以前、水仙用にと自分で作った一輪挿し

これだけで玄関に清らかな香りが漂います。

枇杷の花の香りをきっかけに、香りというのは実に多種多様で、
人に訴えかけてくるものだなあと思っていたこの頃。

先日の母の法事の折、「お焼香をすると香りがたちます。それは
眼には見えないけれど、確かにそこに仏さまがいらっしゃることを
教えて下さいます」といった(すみません、うろ覚え)和尚さんのお話を
思い出したりしたのでした。

洗剤とか柔軟剤とか、香り香りとアピールする傾向があるけれど、
自然の中にある香りがやっぱりいいな。

こば珈琲

  • 2022/12/13(火) 16:25:30

高校の同窓生が始める喫茶店 「こば珈琲」

プレオープン中の今日、夫と行って来ました。

彼女は食品会社で長くアイスクリームの研究開発に携わってきました。
そのキャリアを活かし、退職後はお店を持つことが目標でした。

コロナ禍で中断を余儀なくされたけど、ついに実現させたのが 「こば珈琲」

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自家焙煎のコーヒー豆を、1杯ずつ丁寧にネルドリップ
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香り高い珈琲がいただけます。

そして看板のアイスクリーム(これはスモールサイズです)
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底には、自家製グラノーラが敷いてあります。

他にも自家製ぶどう酵母を使ったシナモンロールに
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ワッフル
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パンナコッタ
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二人でどれだけ食べたんだ(笑)
でも、どれもこれも、美味しいんです!

そしてお気づきいただけたでしょうか?
グラス類はすべて高橋克典の作品を使っていただいています。
うれしい♪

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道路に面して一面ガラス張りの明るいお店で、薬院駅から徒歩5分。
「こば珈琲」
  福岡市中央区白金1-4-14
  11:00~18:00
  休み 水曜、木曜
  Instagram kobacoffee2022

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珈琲のことを熱心に勉強してきた、気さくで楽しいマスターと、
美味しいものを供するためには、手間ひま惜しまず頑張る友人と、
ご夫婦二人でこれから育てていく喫茶店。

心から応援しています。

12月18日(日) グランドオープンです。
皆様、ぜひぜひ、お出かけ下さいませ!




 
 

黄葉と落葉

  • 2022/12/12(月) 17:54:12

昨夜の雨風は結構強かったのか、朝外に出て、びっくり!
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黄葉が進んできたなと思っていたイチョウの葉がどっさり落ちています。

ここは家の裏なのでこのままでもいいけれど(いいのか?!)
家を通り越して公道にまで散っている。

今年は終わったつもりの掃き掃除をしたのでした。
イチョウの葉はきれいな色で形も可愛いですよね。


いつまでも

  • 2022/12/11(日) 17:36:46

12月11日は亡き母の誕生日でもあり、命日です。
今日三回忌の法要を無事につとめ終えて、ほっとして
ちょっと気が抜けています。

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収穫できるようになった畑の大根。

父や母に、よくできたね、なんて褒めてほしいな。
いくつになっても、両親はもういなくても、いつまでも子ども、なのでした。





日本の切り絵展

  • 2022/12/09(金) 16:06:06

県立美術館で観たのは
「日本の切り絵 7人のミューズ」

切り絵というと、かつては民芸的な、郷愁を誘うイメージでしたが
今は若い作家さんが独自の感性で、個性的な作品を
生み出しておられるのですね。

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撮影用にパネル展示してあった作品。
切り剣Masayo作 「海蛸子」

出来たら拡大して見てください。
「かみわざ!」の副題通り、1枚の紙から生み出される超絶技巧の繊細な世界。

7人の女性作家、それぞれの個性が際立つ世界を堪能したのでした。

美術館から外へ出れば、お向いは「福岡市民会館」
ここは私の高校の予餞会の会場で(今もそうかな?)、出し物の大道具を高校から運び込むのに
父に軽トラを出してもらったなあ、なんてことを思い出します。

家から中州や天神へはバス1本で便利に行けるけど、海に近いこのエリアは
ちょっと行きにくいというイメージがあったのですが、海を背にして川沿いを歩けば
中州のバス停は結構近い。
天神の映画館から美術館も歩いてすぐ。
そんなことを帰福して20年、ようやく理解したのでした(笑)

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川沿いの芝生に落葉がパッチワークみたいに散ってかわいいな。
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充実の一日でした。



サッカーと映画と美術館

  • 2022/12/08(木) 17:09:59

更新できずに時機を逸してしまいましたが。

まずはサッカーW杯。
PKで敗れたのはホントに残念だったけど、ドイツとスペインに逆転勝ちするという
興奮を味わえて、すごくうれしかったし、楽しかった!
選手はみんな悔しそうで、優勝するチーム以外はすべて負けて終わるという
トーナメントの当たり前を改めて思ったことでした。

そんな少々寝不足だった火曜日はお出かけしました。

まずは映画館へ。
「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界」

世界的クライマー 山野井さんのドキュメンタリーです。
登山には全く素人の私が山野井さんのことを知ったのは、
2008年にNHKで放送された「夫婦で挑んだ白夜の大岩壁」という作品です。

世界の巨壁に「単独・無酸素・未踏ルート」で挑み続けた人。
「登山界の生ける伝説」とまで言われているのに、
そこには功名心のかけらもなく、ただ「山が好き」 「登りたい」という
純粋でひたむきな心が輝いており、とても心惹かれました。

2002年にギャチュン・カン登頂後の壮絶なサバイバルで、凍傷のため
手足の指10本を失った経緯は沢木耕太郎の「凍」で読みました。

それでも残った身体で可能な限り能力を高め、挑み続ける。
そこにも悲壮感はなく、次の挑戦を目指してとても楽しそう。

2008年には奥多摩でトレーニング中、熊に襲われるというニュースを聞いて、
すごく心配した覚えがあります。でも、不死身(笑)

で、この映画。
そんな山野井さんの足跡を長期にわたって取材した作品です。

登場する山仲間が時を経て、ひとりまたひとりと山で命を落としていく厳しさ。
出発の前には緊張で内臓がどうにかなりそうだという告白。

そんな世界に生きていくことを支えたひとつは、おかあさんと、
同じく優れたクライマーの奥様の存在だと感じます。
そんな時、よく「献身的」という言葉が使われたりするけれど、
そうではなくて、「大きな信頼と理解」じゃないかと私は思いました。
奥様・妙子さん、素敵な女性です。

とりとめない文章になりました。すみません。
ずっと気になっていた山野井泰史さんの、優れたドキュメンタリー。
観ることが出来てよかったなあ。

その後、県立美術館へと行ったのですが、それはまた次回に。

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美術館へ向かう途中のイチョウ並木。きれいでした。

椿

  • 2022/12/03(土) 16:41:45

寒くなってきたからね、と思ってかどうか、
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白い椿が咲き始めました。
これは「侘助」でいいのかな?

冷たい空気の中、凛と咲く姿が好きです。



スペイン戦

  • 2022/12/02(金) 12:33:02

日本代表、勝ちました!

はははぁ。

早起きしてよかったなあ。

12月

  • 2022/12/01(木) 12:48:00

12月になりました。

いきなりの寒さに体が追い付いていけません。
あとひと月、予定も色々あるのだから、とにかく体に気を付けて
過ごしていきたいと思う月初めです。

さて。
明日の午前4時からはサッカー、日本対スペイン戦です。

かなり厳しい試合になると思うけど、日本が頑張ってもしも勝ったり!
引き分けたり! したら、それを見逃すのはあまりに残念。
果たして起きることが出来るのか? 
うーん。

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寒い中、シクラメンの赤にほっとします。