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冬の献立

  • 2022/01/26(水) 17:06:25

昨日の晩ご飯です。
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かす汁、かぶら蒸し、かつお菜の煮びたし。

酒粕を頂いたので、人生初のかす汁。
塩鮭、大根、ニンジン、里芋、こんにゃく、ネギと具沢山。
実家では酒粕を使う習慣はなかったと思います。
酒粕とお味噌で味付けすることも初めて知りました。
酒粕の風味がよくて、ぽかぽか暖まる汁物でした。

そしてかぶら蒸し。
甘鯛とか入れたらぐっと格が上がるのだろうけど、
カニカマ、マイタケ、ぎんなんだけのお手軽さです。

博多のお雑煮に欠かせないかつお菜は煮びたしにして食べるのが好き。
小松菜やキャベツより断然美味しいと私は思います。

別にご馳走でもないけれど、
大根、かぶ、かつお菜は私が畑で育てたもの。
(実はここが言いたかったわけです)

冬らしい献立にしみじみ自己満足したのでした。



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口答え

  • 2022/01/25(火) 16:53:26

母はひと様のすごいな、エライなと思ったところは熱心にほめる人でした。
まあ、それは、母の美点のひとつと言ってもいいだろうと思います。
(世の中にはひとをほめない人もいますし)

そんなことを私にも語り、私が知っている方だったり、知らない人だったりで、
共感したり、聞き流したりしていたのですが、
そんな母の誉め言葉に私は二度(憶えているだけで)口答えをしたことがあります。

一度は知らない方。
厳しく難しいお姑さんに仕えるお嫁さんのことを「よく我慢してエライわぁ」と母が言ったとき。
あまりに熱心にエライと言うのに
「エライかもしれないけど、それでお嫁さんは幸せなのかね?」と言ったのです。

母がどんな反応をしたのかはあまり記憶にないのだけれど、
これは母と私の世代間のギャップであったり、それぞれの立場ー
その時母は姑になっており、私も嫁という立場でもありました。
それで何か大きな問題を抱えていたという訳ではないけれど、
感じ方に何かしら影響はあっただろうと、今になれば思います。

そしてもう一度は遠い親戚の話。
私と同年代のその人はお医者さんで、立派な家を建てたばかり。
美人のお嫁さんは毎朝早くに家じゅうの窓を開け放ちお掃除をするのだとか。
隣家のお姑さんが「あれには関心する」という話を聞いたそうで、
「エライねえ」を連発します。(そういう時、母は他意なく無邪気でした)

そんな母に私は
「お金持ちの奥さんが早起きして掃除をするだけで、そんなに褒められて結構だこと」
と言ったのです。
今再現しても何と憎々しい話しぶり。

母は驚いて戸惑ったような顔をしていたと思います。
その頃ガラス工房の経営は厳しくて(それは今も変わりないのですが)
私は暮らしの為に、朝早めのパートに出ていました。
つまりは妬み嫉み。
心身ともに余裕がなく、かつ未熟な私がいたのでした。

それじゃあ、今は?
未だに未熟者ですし、人をうらやむ気持ちもあります。
ただ、そんな時は「うらやましい」といってみる。
うらやましいと思う自分を認識する。
それだけで気の持ちようは変わる気もしています。

母とのやり取りを思い出して、何だか長々書きました。
すみません。

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紅梅が咲きだしました。



きんかん

  • 2022/01/19(水) 13:09:19

両親の庭のきんかんを弟が収穫して半分くれました♪

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きんかんの甘煮。 器は私作の小鉢。

一度茹でこぼして水にさらしましたが、ちょっと苦みが残っています。
茹でこぼす回数を増やすべきなのか? 
でも、切れ目を入れているので味が逃げてしまう気もするし。

ぽたぽた柔らかい実もいいけれど、煮汁をお湯で割って飲むのが好きです。
父や母に飲ませてあげたいな、なんていまだに思うのでした。


光の春

  • 2022/01/18(火) 16:25:10

快晴の福岡。
陽射しがまぶしいほどに明るくて、
まだ1月なのに「光の春」という言葉を思い浮かべます。

段々と日脚も伸びてきて、少しづつ春は近づいています。

ただし、外はすごく寒い!
光の強さと寒さのギャップに驚くけれど、頑張ろう!

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利休梅
ここにも春は宿っています。



小正月

  • 2022/01/15(土) 16:45:09

母はお豆を煮るのが上手でした。
ふっくらと煮た花豆のおいしさが懐かしいです。
お正月にはシワのない黒豆を炊くのに情熱を傾けておりました。
おせちの中では一番好き!

この十年は母からレシピを受け継いだ叔母が、我が家の分まで煮てくれました。

いい歳をして、いつまでも甘えていてはいけないな。
時間は出来たことだし、私も次は自分でトライしてみようと思う。
伯母に話したら、小正月にでも炊いてみたら?と
立派な丹波の黒豆をレシピ付きでくれました。

で、昨日、人生初の黒豆を炊きました。
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どうでしょう?おかあさん。

今日は小正月。
ガラス教室の生徒さんにも食べていただきました。




八朔

  • 2022/01/12(水) 16:53:44

暖かかった月曜日。
八朔を収穫しました。
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摘果もしなかったから、一本で150位の実がついていました。

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しばらく置いて甘くなるのを待ちます。

今度からはもう少し手入れしなくちゃな。

岩波ホール閉館

  • 2022/01/11(火) 16:48:46

今パソコンでネットのニュースを開いたら
神田神保町の「岩波ホール」が閉館になると。

単館映画館で、一番映画を観ていた20代の頃に通いました。

色々な映画を教えてもらった場所。

「木靴の樹」を観たのもここだった。

福岡在住の今、また岩波ホールへ行くことはないだろうけれど、
若き日の思い出の場所がなくなるのはさみしいです。
悲しいです。

早くも

  • 2022/01/08(土) 15:24:18

種から育てている春の花、キンセンカの第1号が咲きました!
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早いなあ。

今日は晴れて穏やかです。
家の中は日が差してポカポカ。
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そんな日差しを浴びて眠るハル。
後ろ脚を投げ出しているのが、なんとも「だらくさ」

「だらくさ」というのは博多弁で、「ずぼら」、「だらしない」、「丁寧さに欠ける」といったニュアンスで
私も母からよくそう言われ、私も娘によく言ったものでした(笑)

七草

  • 2022/01/07(金) 10:53:47

今日は七草。
私の小さな畑にはスズナ(カブ)、スズシロ(大根)はあるけれど、
あとはとにかく五種類集めて七草にします。

今年はかつお菜、春菊、ホウレンソウ、ルッコラ、リーフレタスで計七種。
かなり強引だけど、私の七草。

今朝、七草がゆで頂きました。
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おかずはベストマッチの明太子と白菜の浅漬けと暮れに頂いた上等のハム。

今年も健康に過ごせますように。


水仙

  • 2022/01/06(木) 16:38:33

両親の庭で日本水仙が花盛りです。
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冷たい空気の中、清らかな香りが漂います。

そばにある椿の木も花が増えてきたな、と眺めていたら
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そこからメジロが5、6羽飛び出してきて、近くの枝にお引越し。

まあ、その愛らしいこと!
椿の蜜を吸っていたのかな?

やっぱり写真は撮れませんでした。


女正月

  • 2022/01/04(火) 14:57:53

新年も早や4日。
皆様、どんなお正月をお過ごしになったでしょう?

昨日私は、私の女正月でした。

女正月というのは、年末年始多忙を極めた女性たちが、それがひと段落する小正月の頃、
家事から解放されて、実家に帰省したり、寺社に参拝したり、
着飾って芝居見物に出かけたり、女性同士で酒宴をひらいたりして骨休みをする日だそうです。
家電もスーパーもなかった昔の女性たちの忙しさ、ほんとに大変だったろうと思います。

私も一日位、家事から全く解放されてもいいんじゃないか?
年末のすごく忙しかった日の夜、お茶碗を洗いながら、ソファでうたた寝している夫を見て、
ふと思いました。
彼は彼で忙しくしているけれど、家事はまったくやりません。

で、昨日はすべて夫に任せることにしたのでした。

楽ちんだったなあ。
年に一度と言わず、「女正月」やりたいものです(笑)

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2022年

  • 2022/01/01(土) 13:54:36

新年あけましておめでとうございます。

晴れて穏やかな元旦となった福岡です。

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冬空に向かって大きく枝を広げるイチョウの姿が私は好きです。

春に向かって、芽吹きの時まで、身体に力をためこんで。
そんな風でありたいものだと。

今年もよろしくお願いいたします。