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アジの行く末

  • 2018/05/31(木) 23:27:05

スーパーでお刺身に出来る立派なアジが、1尾150円で売っていました。
これはお買い得。
今夜はムニエルにしようと三枚おろしにしてもらいました。
アジは塩焼きが好きだけど、夫は骨付きの魚をちょっと面倒がるのです。

ところが。
レジで精算を済ませたところで、小麦粉が切れていたんだ!と気が付きます。
3日か4日に1度しか買い物に来ないので、忘れ物がないよう、メモを作って
買い物するのに、大抵ひとつか、ふたつは漏れがでるうっかり者。

でも小麦粉だけの為に、レジの行列にも1度並ぶ気にはなれず、
てんぷら粉はあったし、ナスとピーマンとてんぷらにしようと考え帰宅しました。

ところが。
てんぷらにするには、油がちょっと足りません。

結局、てんぷらの衣にくぐらせてパン粉をつけて、アジフライを作りました。

アジフライなんて、何年ぶりに作っただろう?
これが中々上出来で、サクッとした衣に肉厚のアジ。
とても美味しく頂きました。
うっかりの功名?

これだけのお話です。

すみません。

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外猫とウチ猫

  • 2018/05/27(日) 17:09:46

気持ちよさそうに眠っています。
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色々な経過があって、工房に居ついた猫2匹。
居ついた時期は違うけれど、親子です。
白が息子で茶色がママ。

一緒にいたがるママを少々うるさく感じている息子(白チビ)
ウチの濡れ縁で眠りこける息子の隣にやってきて、ママも眠っているところ。

その時、ウチのハルはどうしていたか?
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ガラスと障子のすき間に入り込み、お肉を少々はみ出させながら寝ています。
一幅の絵のように?(笑)

バラの季節

  • 2018/05/23(水) 13:01:00

バラが咲いています。
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春に伸びた新しい枝から、こんないに沢山花が咲いて、とてもうれしい!
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しかも次々咲いていくので、結構長く楽しめます。
やっぱり、バラっていいなあ。
もっと植えたい欲求にかられますが、いやいや我が家の小さな庭に、
そんな場所はもうないのだ、と自分を諫め。

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昨秋、鉢植えにしたちいさなバラ。
咲き始めはクリーム色で、次第にピンクがかって可愛らしい。

こちらは叔母の庭に咲くバラ。
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花びらの裏が白くて個性的。

花好きな母の姉妹達。
育てる花と色合いはそれぞれ違って、その人らしく、面白いです。

さて、私はどうだろう?



「おはよう」って言う

  • 2018/05/13(日) 13:45:00

八十八夜も過ぎて新茶の季節になりました。

地元福岡にも八女(やめ)茶という、美味しいお茶の産地があります。

それで時々思い出す方がいます。
もう何年も前のこと、福岡の情報番組で、お茶の品評会で日本一に輝いた
八女のお茶農家のおじいさんを取材していました。

「どうしたら日本一のお茶が出来るんですか?」と訊ねられ、
穏やかそうなその方は、ちょっと困ったような照れたような表情で
「毎日、朝、おはようって言う」とお答えになり、
私は不意をつかれる感じで感動したのでした。

日本一のお茶を作るには、大変な技術も手間も必要でしょうのに、
そんなことは一切言わず。

例えばお母さんが朝起きてきた子に「おはよう」と声をかけながら
その子の表情や物腰に無意識ながら体調を読み取っているように。

その方は何十年も、そうやってお茶をいつくしみ、育てていらっしゃったのだろうと
想像するのです。


ただ、「愛情を込めて育てています」というお答えだったら
案外聞き流していたかもしれません。

生き方、人柄から出た自然な言葉。
「毎日、朝、おはようって言う」

忘れられない言葉です。




かこさとしさん

  • 2018/05/09(水) 23:42:38

絵本作家のかこさとしさんがお亡くなりになりました。

幼い娘に読み聞かせた「だるまちゃんとてんぐちゃん」はとても好きな絵本です。

てんぐちゃんのようなうちわが欲しい、ぼうしが欲しい、
はきものが欲しい、鼻が欲しいと訴えるだるまちゃんに
お父さんだるまは沢山のうちわやぼうしやはきものを
出してくれます。
鼻は花だと勘違いして。

その、ちょっと過剰なくらいの数とバリエーションが楽しい!

巧みだとか洗練された、とかではないけれど、丁寧で楽しい絵柄と
あたたかいユーモア。

かこさんの絵本はいつまでも心に残ります。

だからこそ、長く愛されてきたのでしょう。

いつか私に孫が出来(そんな日が来るとうれしいなあ。彼女はまだ結婚もしておりませんが)
孫にも読み聞かせてやれたらなあ。

素晴らしい本をたくさん遺してくださって、ありがとうございます。


ご冥福をお祈りいたします。



自転車

  • 2018/05/06(日) 00:06:35

時々自転車に乗ります。
父が乗っていた、電動自転車。
これなら坂道もとても楽。

そうやって快適に走っていると、電動ではない、普通のサイクリング車に乗った若者が
私を軽やかに追い抜いていく、という…

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どういうこと? ハル?

5月

  • 2018/05/02(水) 12:33:21

5月になりました。
今日、5月2日は父の命日。丸二年が経ちました。

毎日父を想います。
それはまだ、懐かしく思い出すといったものではなく、
父の不在がさみしく、つまらなく、悲しく、つらい。
その時々で濃淡はあるものの、つらさにからめとられ、苦しくて、
「大丈夫かな、わたし?」と思うことも。

それは多分、その時の私の心身の状態にもよる気がします。

いっそカウンセリングでも受けたら何か変わるのか?と考えるほどの
こともあったけれど、それもちょっと違う気がして。

この年になり、生まれて初めて知った感情。
そんな想いを抱えている人は沢山いらっしゃるだろうのに、
体験しないとわからない。
みんな、そんな想いを抱えて生きているんだ、と素朴に敬意を感じます。

先日、三回忌でのこと。
夫が挨拶した中で、父の鶏小屋のことに触れました。
それは父が自分で作った初代の鶏小屋で、二代目に引っ越してからは
次第に朽ち果て、傾いておりました。
窯の火を止めている間に夫が数日かけて片付けてくれたのです。
「ご苦労様です」と声をかけると、「中々大変です」とだけ言っていました。

その過程で、どうしてここに釘を打ったのかな? ああ、そういうことか、と
改めて父の知恵と工夫に思い当たることが何度もあったそうで、
「お義父さんはもういないけれど、こんなふうに、今でも会話することが出来るんだなと
思いました」 と。
そんなこと思ってたんだ。私はちょっと泣きました。

その後、娘と二人でいる時に、娘が「お父さんの挨拶良かったね」と言うので
「そうね」と答えると、
「普段はあんまり喋らないのに、たまに話すと結構いいこと言うよね」
とえらそーなのに笑ったことでした。

確かにそんな感受性を持っていることは、夫の人としての良さだと思ったのでした。

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父が数年前に植えたさくらんぼ。今年はよく花が咲いて、赤い実を付けました。