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夕陽に映えて

  • 2022/10/18(火) 17:55:36

21日から始まるガラス祭に向けて、やることは沢山あるというのに、
今日は以前から決まっていた「よかドッグ」の日(福岡市の健診です)

加えて、観たいなあと思っていた映画が本日限りで上映される。
健診を終えて、迷わず行きました。

映画 「アンデス、ふたりぼっち」
行ってよかった!
今の日本で私たちは、意思があれば、どんな土地に住んで暮らしたいかを
ある程度選ぶことが出来ます(もちろんそれが出来ない時も、状況もあるけれど)

そんな次元とは全く違う、その土地で生きていく、生き延びていく、
その豊かさと、厳しさと、残酷さが描かれていました。

標高5,000メートルを超える、社会から遠く離れた場所で暮らす老夫婦。
互いを「パクシ」 「ウィルカ」と呼び合う姿がとても貴く、心に残っています。

さて。
帰ってからは、また準備。
傾きかけた陽に照らされて、ガラスが輝いておりました。
yuuhi2210.jpg

ガラス祭は21日から。ちゃんと準備できるのか? 少々焦りつつ、皆様のお越しをお待ちしております。
鎧坂ガラス工房 ガラス祭のお知らせはこちらです。




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きらきら

  • 2022/06/07(火) 17:46:58

傾き始めた陽を浴びて
glass2206.jpg
高橋克典のグラス

一層きらきら。影も面白い。
きれいです。



7月

  • 2020/07/01(水) 15:55:57

山形在住の夫のお友達がさくらんぼを送って下さいました。 うれしいなあ。

sazare2007.jpg
器は髙橋克典作 「さざれ浅鉢」

sazare20072.jpg
白と緑がかった粒、外側には透明なガラスが線状に巻かれ、
縁には銀箔が散っています。(クリックで拡大していただくとよく分かります)

水辺を連想させる涼やかな鉢。
果物やサラダや酢の物や。夏の色々な場面で使い勝手のよい器です。


さて、7月になりました。
1年の半分が終わったのですね。

コロナウィルスの為に、年明けには想像もしなかった世界の状況です。

とにかく元気でいなければ。
会いたい人たちに会って、笑い合うまで。


お疲れ様でした

  • 2018/03/31(土) 14:38:42

3月も今日で終わり。

高橋克典のガラスを10年以上扱って下さった、「うつわと絵 小川」 の小川さんは
今月いっぱいでお店を閉められます。

自分がいいと思うものだけを、高価だけど決して値引きせず、販売してこられた小川さん。

先日そんなお話を伺っていた時に、「つまり私は威張って売りたいんでしょうね」と
笑いながらおっしゃったことが印象的でした。
それは偉そうにとは全然違う、自分の審美眼への自負と信頼、今を努力する作家への応援、
それをお客様へ橋渡しする楽しさのようなものではないかと私は感じました。

だから、いいと思ったものはお金がたまったらなんて言わず、背伸びして、頑張って手に入れるべきだと
いつか伺ったこともあります。
小川さんはそんな方には何年でも分割払いを受けられていたそうです。

そんな方に認めていただいて、高橋は幸せでした。
昨年、福岡のデパートで展示会をした折には、ご自分のお客様へご自身でDMを出し、
行ってあげてねとお電話までして下さいました。私の気持ちだからと。
本当に有難いことでした。

閉店を惜しまれるお客様は大勢いらっしゃるようですが、
五十年を節目に、自分ですべての始末が付けられるうちに、ご挨拶がしたかったのだと。
自立した女性の姿勢に敬服いたします。

これからは好きな本と、夜はビールを楽しみますとのことでした。

今までありがとうございました。

いつまでもお元気でいらしてくださいね。




陽を浴びて

  • 2017/09/18(月) 23:17:58


きれいな青空が広がった今日の福岡。
夕方近く、少し傾きかけた陽を浴びて、ガラスがとてもきれいでした。

glass1709.jpg
(クリックで大きくご覧いただけます)

色があっても、光を透すガラスの美しさ、面白さ。

kousai1709.jpg
高橋克典作 「銀ドット虹彩 蓋つき花器」

キラキラ輝くウロコ模様の表面に、所々開いた透明の丸窓。
そこから覗けば、銀のドットが規則正しく踊っています。 
技術と手間と独特のセンスが生み出す、不思議な世界です。